S1000RRに乗るだけライダーぽっぽの成長記録

バイク整備知識ゼロ20代女子ぽっぽの覚え書きブログ。たまに楽しい思い出も。

バイクに乗るときの耳栓について

わたしは耳が少し悪いです。

悪いというとなんとなく「聞こえにくい・聞こえない」を想像されるでしょうか。

わたしの場合は、片方の耳に届く特定の音域・音量が拡声器に向かって大声を出した時のような、またはラジオのノイズのような音に聞こえます。

その音を聞くと思わず体がビクっとなってしまったり、頭痛を引き起こしたりもします。

しばらくは耳鼻科にもかかりましたが、はっきりとした病名は分からず、わたしももう追及することはやめました。

そんなとき、わたしの人生にバイクというものが現れて、また色々とこの耳に向き合うようになりました。

 

バイクツーリングに無線は欠かせないものだなとわたしは思っています。

お喋りしながらのツーリングは楽しいし、リアルタイムで夫からバイクの乗り方の指導も受けられる。

なくてはならないものなのに、無線のスピーカーから流れてくる音とわたしの耳の相性が悪い…。

使っているのはこちら。

以前別のメーカーの無線を使用していたこともありますが、ビーコムはかなり高音質だと感じました。

それでも素の耳では耐えられず、耳栓探しの旅に出ました。

これまで耳栓とは無縁の人生を送ってきたのでなかなか難航。

商品レビュー、Twitter掲示板などで評判のいい耳栓を買い漁りました。

そして、フィット感、耐久性、遮音性共にパーフェクトだったのがこちらの耳栓。

シリコン製の耳栓で、粘土のような柔らかさです。

これを耳穴を覆うようにして押し付けると、水泳でも使えるくらいフィットして取れることがありません。

入数が6ペア(12個入り)とありますが、日本人の耳には1つを半分にちぎって使うくらいが丁度良いと思います。

なので、1回買えば12ペアの耳栓を用意出来るのでなかなかのコスパだと感じます。

粘土状が故に簡単に消耗する物でもないので、見た目を気にしなければ1ペアでかなりのシーズン使用可能です。(指で練って使うので段々と黒く汚れていきます)

遮音性もかなりいいと感じました。

夜寝るときに使用してみたこともあるのですが、自分の心臓の音がうるさく感じるくらいには遮音されました。

使用中のペアはツーリング先などで紛失しないようにコンタクトケースに入れて保管しています。

 

勘違いしてほしくない点が1つ。

わたしはバイクに乗るとき必ずこの耳栓を着用していますが…

周囲の音は全て聞き取れています。

緊急車両の音も踏切の音も、きちんと聞き取って適切に対応しています。

わたしの耳栓使用の目的は、あくまでも「不快なノイズ感を和らげる」ことです。

バイク運転中に周囲の音が聞こえなくなるのは大変危険です。

もし耳に不快感・不自由感のある方でバイクに乗りたいと考えてらしゃる方がいましたら、自身の耳にあった耳栓を根気よく探してみてください。

今回紹介した耳栓が全てのバイク乗りの耳に合う訳ではありません。

 

⑴初めてバイクを意識したのは学校の帰り道

自分の記憶整理も兼ねて、昔話を少しずつ書いてみます。

 

 

まず、家族内で初めにバイクに乗り出したのは父だった。

パチンコとタバコを嗜んでいた父だったが、わたしが高校生くらいの時にどちらも急に辞めた。

そして、唐突にカワサキの大型バイクに乗り出した。

わたしは唐突と感じたが、いわゆる父はリターンライダーで、わたしが生まれる前まで乗っていたらしい。

そして父のバイクライフは再スタートした。

仕事のない休日は、ゴロゴロと家でテレビを眺めているかパチンコに行くかの二択だった生活が一変。

どこで知り合ったのか、似たようなオヤジライダーたちと道の駅を巡り、長身のいかつい見た目に似合わないソフトクリームを食す。

食事がうまいと有名な店を知ればツーリング計画をたて、キャンプ道具まで買いだした。

そして、それらの思い出を記すべくInstagramまで始めた。

元々のマメな性格が功を奏し、フォロワーも順調に増え、当時高校生だったわたしよりネットもリアルも充実した生活を送っていた。

パチンコに勝った日は、帰ってくるなり「みんな〜並んで〜」と母、わたし、妹にお小遣いをくれる父も好きだったが、ギャンブルとタバコを辞めて健康そうな休日を送るようになった父のことも変わらず好きだった。

それでも当時はまだ、父にいい趣味が出来てよかったな、くらいにしか思っていなかった。

 

しばらくして、友達と学校帰りに駅に向かっている道中。

いつも通りお喋りしながら歩いていると、横を緑のバイクがビューンと通っていった。

無意識に視線がバイクを追い、去っていく後ろ姿を見送った。

スポーツタイプのかっこいいバイクだった。

友達はバイクなんて無縁な子だったので、ひっそりと心の中で「かっこいい…」と呟いた。

10年くらい経った今でも、なぜかその場面ははっきりと覚えている。

これが、わたしが人生で初めてバイクを意識した日。

数年後、わたしはYAMAHAのバイクを買ったことを事後報告するのだが、それを聞いた父のセリフ。

 

「…どっからYAMAHAなんか出てきたんよ……」

 

昔も当時も漢カワサキ一択の父。

この発言は覚えていないらしいが、旦那とわたしの間では今でも笑い話の1つとなっている。

 

 

とりあえずこんな感じだろうか。

次は教習所に通う段階まで飛ぶような気がする。

 

 

 

 

 

新品ポジションランプ、ひっそりと散る

前回投稿したこの記事の翌日。

ポジションランプの交換…とハプニング&オマケ - S1000RRに乗るだけライダーぽっぽの成長記録

別件でバイク屋に向かう道中のこと。

ポジションランプが正常に点灯しているか確認したところ…。

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脱落してひっそりと散っていました。

まだ走って数キロだよ…?

現在バイクはお店に預けてあるので、帰ってきたら早速交換作業。

前回の手順を復習して1人でやってみます。

 

 

ポジションランプの交換…とハプニング&オマケ

前回の交換から1年持たなかったLEDポジションランプ。

1つ2000円ぐらいするので、もう少し長持ちして欲しい…。

しかも、前回購入したしたものよりも製品の精度が落ちているような。

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横から見たら差し込み部分が曲がって付いてました…。

しかも、2個購入したら梱包がコレ。

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ただの茶封筒にそのまま入って来ました。

せめて、せめて個包装にしてくれてもいいんじゃないだろうか。

どの程度持ってくれるのか様子見です。

 

ポジションランプの交換

①ハンドル内側のキャップを外す。

回せば簡単に外せます。

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②ポジションランプを引き出す。

手前の家電のプラグのように見えるのがヘッドランプ。

○の小さいものがポジションランプです。

爪があるので何かしら道具を使って手前に引き出します。

(わたしのは折れましたが、今のところ問題ありません…)

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③新しいポジションランプと付け替える

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ここで注意点があります。

新しいものと付け替えたら、一度エンジンをオンにして通電します。

しかし、ランプが点かない場合があります。

その場合、次の2つを試してみてください。

 ⑴ポジションランプを裏返して付け直す

  これでもう一度通電すると、結構点きます。

  なんか、極性がナントカ…らしいです。

  それでもダメなら…。

 

 ⑵受ける側を締めてみる

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  この部分が何かしらの原因で緩んでいる場合があります。

  ペンチなどでキュッとします。

  わたしのバイクはこれで点きました。

 

以上でポジションランプの交換は終了です。

あとはこの流れを遡るように戻してください。

 

ハプニング&オマケ(アッパーカウルを外す)

実は、上記②の段階でダメになったポジションランプが脱落しました。

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Oh…

これを取り出す為にアッパーカウルを外します。

初めて外したので正しい順番かどうかは不明。

①サイドミラーとスクリーンを外す

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②ライト周りのネジを外す

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画像の○の他にも見えない部分にネジがあります。

工具を繋げたりしてうまいこと外します。

矢印の部分はブニブニのゴムがはまっていますがそのままでOK。

引っ張れば取れるし、押し込めば付きます。

③カウル側面のネジを外す

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これでアッパーカウルが取れます。

無事脱落したポジションランプも回収しました。

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なんか…生首感が否めない……。

 

今回はハプニングでここまで外しましたが、ランプの交換ならもう出来そうです。

次はひとりでやってみます。

また1つ勉強になりました。